ガウリシャンカール産スモーキークォーツのシバリンガムです。
インドにある7つの聖なる巡礼地のひとつナルマダ河で採集される独特の模様の石の事を指します。自然に出来上がった楕円形と茶色とクリーム色の2色の重なり合う模様が特徴です。古くから宗教的儀式や瞑想時に用いられていました。シヴァ神を祀る寺院に置いては御神体として崇められている神聖な石です。
シバリンガムの名前の由来はヒンズー教の最高神、シヴァ神の事からです。シヴァ神は破壊と再生を司り、生命のエネルギーである男性の象徴を意味する「リンガム」に由来します。男性性の象徴ではありますが、性別関係なく子宝のお守りの意味合いでもある為、女性にも大変人気です。ナルマダ河で採取されるのは、1年に1度しか許されない大変貴重であり大切に扱われる石であります。
ヒマラヤ山脈のシバ神を崇める高峰と言えば、ガウリシャンカールが挙げられます。ガウリシャンカール山はロールワリン・ヒマール山群に属する標高7.135mの山です。
ガウリシャンカールは2つの頂があり、北側の高い方がシャンカール(shankar)、南側の低い方がガウリ(gauri)と呼ばれ、シャンカール"とは最高神に位置付けられているシヴァ神の異名のひとつで、ガウリとはシヴァ神の妻であるパルバティー神を意味するそうです。
このガウリシャンカール産スモーキークォーツのシバリンガムは本来なシバリンガムと同様の意味があり、価値も高い物です。
大きめなシバリンガムで、極稀にこの様なラダーが現れる物があります。このラダーの正体に付いては本来のエンジェルラダーや青白く輝くエンジェルラダーとは違う物かと思いますが詳細は不明です。

64.0×37.5φ 129.82g

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